登山5日目は、タラナキ登山の予備日的な位置付けの日でもあった。 前日まで天候に惑わされたが、無事にタラナキ山に登頂できたので、予定通りエグモント国立公園内のハイキングに出掛けることになった。 気持ち的には消化試合であったが、歩行5時間半の本気のハイキングだった。
マンガヌイロッジ(8:54)→林道終点・荷物用リフト始点(9:07/9:16)→プラトー駐車場(9:40/9:50)→WilkiesPools(10:38/10:51)→ドーソン滝ビジターセンター(11:11/11:27)→水力発電所(11:30)→ドーソン滝(11:47/12:13)→吊り橋(13:25)→東エグモント/ポポ(14:32)
エグモント国立公園の中央は雪渓を抱えたタラナキ山であるが、裾野は鬱蒼とした原生林帯だった。
登山3日目~4日目は、今回のツアーの目玉になっているタラナキ登山だ。 タラナキ山はエグモント国立公園の中心に聳える山で、富士山型の美しい火山である。 登山1日目のルアペフ登山は快晴だったが、2日目のトンガリロクロッシングは霧雨のスタート、3日目のタラナキ入山のこの日は、曇り空だった。
3連泊したシャトー・トンガリロを朝9時半に出発して、タラナキ山麓に着いたのは15時半になっていた。 この日は林道終点からロッジまでの僅かな歩行のみであった。
1日目:林道終点・荷物用リフト始点(15:40)→マンガヌイロッジ(15:59)
林道終点から、ロッジで必要な荷物を専用リフトで運ぶ。 ガスで真っ白で、どちらに山があるのかも分からなかった。
プライベートロッジ「マンガヌイロッジ」1260mは、地元スキークラブが管理しているらしい。 我々のみの専用利用で、清潔な寝具に加えシャワーもあり快適だった。
2日目:マンガヌイロッジ(6:16)→タフランギロッジ(7:27/8:37)→岩場取付(10:30/10:50)→タラナキ山頂(12:12/12:33)→タフランギロッジ(15:29)→マンガヌイロッジ(16:33)
夜半からの強風の音が気になり眠りも浅かった。 朝になると雨も降り出し、登頂できる気がしなかった。
こちらもプライベートロッジの「タフランギロッジ」1492m。 1時間の大休憩後、引き返すと思ったら上を目指すと言うので驚いた。
登山2日目は、トンガリロ・アルパイン・クロッシング。 ニュージーランドでは人気のトレッキングコースだ。 総距離19.4Km、ツアーの予定表では9時間で踏破予定となっている。 登山口の標高は1120m、最高点のレッドクレーターは1868m、下山口は760m。 なかなかハードな行程だ。
ホテルから小型バスで40分ほどで、スタート地点のマンガテポポ駐車場に着いた。 天候は霧で、途中雨が混じることもあったが、午後からは次第に回復していった。
マンガテポポ(9:07)→ソーダスプリングス(11:57/12:16)→レッドクレーター(13:01/13:30)→エメラルドレイク(14:00)→ブルーレイク(14:42)→ケテタヒハット跡(15:58/16:15)→ケテタヒ駐車場(17:50)
レッドクレーターを少し下りたところで昼食休憩をしていると、だんだん霧が晴れてきた。
ニュージーランド北島の火山地帯を歩く登山ツアー参加した。 北島の最高峰ルアペフ山、第二峰のタラナキ山、人気のトンガリロクロッシングを歩く予定だ。
1月25日、成田夕方便のニュージーランド航空でオークランドに行き、さらに、小型バスで約5時間かけて、16時頃にトンガリロ国立公園内の老舗ホテルに着いた。 ニュージーランドは真夏で、20時頃までは昼間と変わらない明るさだった。
ルアペフ山:複数のピークがあり、最高峰はタフランギ峰2,797m
ワカパパスキー場ゴンドラ終点(10:05)→ドームピーク(12:37/13:25)→ゴンドラ終点(15:22)
ホテルから小型バスで約15分登るとワカパパスキー場の駐車場に着く。 今年から営業開始したゴンドラに乗って、ものの5分で標高2013mの登山口に着いた。