登山3日目~4日目は、今回のツアーの目玉になっているタラナキ登山だ。 タラナキ山はエグモント国立公園の中心に聳える山で、富士山型の美しい火山である。 登山1日目のルアペフ登山は快晴だったが、2日目のトンガリロクロッシングは霧雨のスタート、3日目のタラナキ入山のこの日は、曇り空だった。
3連泊したシャトー・トンガリロを朝9時半に出発して、タラナキ山麓に着いたのは15時半になっていた。 この日は林道終点からロッジまでの僅かな歩行のみであった。
1日目:林道終点・荷物用リフト始点(15:40)→マンガヌイロッジ(15:59)
林道終点から、ロッジで必要な荷物を専用リフトで運ぶ。 ガスで真っ白で、どちらに山があるのかも分からなかった。
荷物を全部リフトに載せて、空身で歩く人もいた
プライベートロッジ「マンガヌイロッジ」1260mは、地元スキークラブが管理しているらしい。 我々のみの専用利用で、清潔な寝具に加えシャワーもあり快適だった。
ガスの中からやっと山頂が見えた
2日目:マンガヌイロッジ(6:16)→タフランギロッジ(7:27/8:37)→岩場取付(10:30/10:50)→タラナキ山頂(12:12/12:33)→タフランギロッジ(15:29)→マンガヌイロッジ(16:33)
夜半からの強風の音が気になり眠りも浅かった。 朝になると雨も降り出し、登頂できる気がしなかった。
靴の中まで濡れた。
こちらもプライベートロッジの「タフランギロッジ」1492m。 1時間の大休憩後、引き返すと思ったら上を目指すと言うので驚いた。
タフランギロッジを出発すると、天候は次第に回復した。
登頂の期待も増した。
雪渓を渡る
渡り終えるとあと僅か
山頂が見えた
登頂 2518m
一番高いところ
山頂パノラマ(開聞岳のような独立峰なので、海まで見える)
下山
下りも転倒しないように気を遣う
タフランギロッジ
マンガヌイロッジまで戻ってきた
濡れた靴を干し、間もなく夕食となった。
日が沈むと、影タラナキが見られた。