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今シーズンの夏山の最大イベント、下ノ廊下を歩いてきた。 小屋開け前の6月に阿曽原温泉小屋の予約をし、準備万端整えて出発の日を迎えようとしたが、一週間前から天気予報は雨。 出発の日まで予報は大して変わらなかった。 雨の中を危険な下ノ廊下を歩きたくなかったが、降水量は1ミリ/h 程度だったため、同行のBecker氏と相談し、取り敢えずスタート地点である黒部ダムまで行ってみることになった。
東京駅でBecker氏と9時に待ち合わせ、9:04発のあさま651号の自由席が空いていたので、急いで乗り込む。 長野駅10:58着、コンビニで行動食を購入してから駅に戻り、駅ビルで昼食をとった。 12:30発の扇沢行きのバスも乗車率は50%以下で、2席を使ってゆったりと過ごすことができた。 扇沢では15分待ちでトロリーバスに乗り換え、黒部ダムに向った。
1日目:扇沢(14:30)→(トロリーバス)→黒部ダム駅(14:46)→ロッジくろよん(15:45)
ロッジくろよんに向かう途中から黒部ダムを見ると、青空が広がっていた
ロッジくろよんに宿泊する約40人のほとんどは下ノ廊下に向かう登山者だった。 皆、天気予報を気にしていたが、雨の予報でも誰ひとり中止を考えている人はいなかった。 我々も出発を決断した。
2日目:ロッジくろよん(4:55)→黒部ダム駅(5:29)→ダム下(5:57/6:19)→内蔵助谷出合(7:07/7:21)→別山谷出合(9:41)→十字峡(11:39)→半月峡(12:46)→東谷吊橋(13:28)→仙人谷ダム(13:44/13:58)→阿曽原温泉小屋(14:57)
十字峡 右から左へと流れる黒部川本流に、手前から剱沢、奥から棒小屋沢の流れが合流する
仙人谷ダムから阿曽原温泉までは約1時間、雨が止み、見通しもついたので大休憩をとった
3日目:阿曽原温泉小屋(5:54)→折尾谷(7:50)→大太鼓(9:04)→志合谷(9:20)→欅平上部(10:58)→パノラマ展望台分岐(11:14)→欅平(11:46)
宇奈月で遅い昼食をとり、富山地方鉄道の新黒部駅経由、新幹線で帰路についた。 北陸新幹線が金沢まで開通したお陰で、20時前に帰宅することができた。
先週も天候の影響で北アルプスから吾妻山に変更したが、今回もまた予定していた北アルプスの登山が中止となって、急遽尾瀬の燧ヶ岳に行くことにした。 当日朝8時頃に、尾瀬沼の長蔵小屋に電話すると、あっさりと予約がとれてしまった。 9時過ぎに家を出て、16時までには長蔵小屋に着きたいと思っていたが、日曜日にも拘わらず高速道路の渋滞はなく、想定より1時間早い12時過ぎに大清水の第2駐車場に車を停めることができた。
1日目:大清水(12:20)→(シャトルバス)→一ノ瀬(12:34)→三平峠(13:36/13:44)→三平下(14:00)→長蔵小屋(14:22)
大清水から一ノ瀬まではシャトルバス(700円/人)を利用した(平成27年運行開始)
2日目:長蔵小屋(5:38)→沼尻(6:26/6:38)→俎嵓(9:04)→柴安嵓(9:30/9:40)→見晴(12:01/12:22)→山の鼻(13:36/14:02)→鳩待峠(14:51)→(乗合タクシー)→戸倉→(タクシー)→大清水(15:45)
雨がぱらついてきたので薄手の防風ジャケットを着込む(前方は至仏山)
本降りになってきたので、雨具の上下を着て鳩待峠へ
鳩待峠で登山終了
鳩待峠から乗合タクシー(980円/人)で戸倉へ行き、戸倉からタクシー(4000円)で大清水に戻った。
Inuiさんの休暇に合わせて27日からの1泊2日で北アルプスの縦走登山を計画していたのだが、28日の天気予報が思わしくなかったため、自宅からは少し遠いが、27日に日帰りで西吾妻山へ行くことになった。
自宅を5時半に出発、西吾妻山南側のグランデコ・スノーリゾートの駐車場に着いたのは10時になっていた。 ゴンドラの最終は16時のため、下山時刻を気にしつつの出発だった。
グランデコ・ゴンドラ山頂駅(10:25)→西大巓(12:12)→西吾妻小屋(12:56/13:15)→西吾妻山(13:23/13:26)→吾妻神社(13:43)→西吾妻小屋(13:53)→西大巓(14:26)→グランデコ・ゴンドラ山頂駅(15:41)
山頂を踏んで引き返す予定だったが、時間に余裕があったため吾妻神社を周回することにした。