西遊旅行のストック・カンリ(6153m)登頂ツアーに参加した。 登頂できれば私にとって二度目の6千メートル峰で、一度目のロブチェ・イースト6119mを超える最高到達標高となり、妻に並ぶことになる。 今回参加した大きな理由だった。
ツアーの参加者は10名(男性7名、女性3名)だったが、キリマン会からケンジさん夫妻、なんちゃん、私の4名が参加した。
登頂ルート(西遊旅行のホームページより)
1日目(9日):成田 → デリー
2日目(10日):デリー → レー
午前2時半に起床、早朝の便でラダックの中心都市であるレーに向かう。
飛行機の窓からストック・カンリが見えた
レーの標高は3500mのため、高度順応を兼ねて午後から観光に出掛けることになった。
日本山妙法寺のシャンティ ストゥーバ
レー王宮からナムギャル・ツェモまで、30分ほど高度順応ハイキング
タルチョのところまで行ってみる
レーのメインストリート
3日目(11日):レー滞在
高度順応のため、車で越えられる世界最高高度の峠、カルドゥン・ラ5359mへ行った。 久し振りに薄い空気を吸って、体が登山モードに移った感じになった。
峠(青い屋根のところ)から更に登る
キリマン会 みな元気
4日目(12日):レー(8:00) → ストック村(9:18)→モンカルモ(15:27)
レーでの高度順応も終わり、いよいよ登山開始となった。 ホテルを8時に出発、乗用車に分乗してストック村の入山手続き事務所に向かう。
トレッキング開始
途中、私たちの荷物を運ぶ馬隊が追い抜いて行く
モンカルモ4480m 到着
じゃんけんに勝ち、トイレに近い端のテントをもらった
5日目(13日):モンカルモ滞在
高度順応日(午前中ハイキング、午後休養)
マンテマの花があちこちに咲いている
ストック・カンリが大きく見えるポイント(4650m)まで登る
6日目(14日):モンカルモ(7:50)→ストックカンリBC(11:35)
いよいよベースキャンプに向うが、標高差は500m弱であり、体力的な負荷は全くなかった。
モンカルモのダイニングテントでの朝食風景
ストック・カンリBC 4900m 到着
午後から、アイゼンワーク、ロープワークのトレーニング
7日目(15日):ストックカンリBC滞在
高度順応のため、ゴレップ・カンリの岩場の手前5300mのケルンまで登る
BCに向って下山中、正面に明日歩くルートが見える
8日目(16日):ストックカンリBC(0:00)→ABC(3:00)→南西稜の肩(9:05/9:50)→頂上(12:25/13:10)→南西稜の肩(15:15/15:45)→ストックカンリBC(20:02)
23時起床、ダイニングテントで朝食
5時45分 南斜面の登行途中でご来光となった
陽が出て暖かくなった
南西稜の肩、ここからアンザイレンとなった
頂上でガイドのサントスと
Bパーティ 登頂へ
ケンジさん、なんちゃんと歓びを分かち合う
9日目(17日):ストックカンリBC(9:07)→モンカルモ(10:45/11:00)→ストック村(14:33/15:50)→レー
前日の下山時刻が遅くなったので、ケーキは朝食時となった
BC出発
下りは早い
奇岩帯
ストック村の登山手続き事務所で手続き中に昼食となった
10日目(18日):レー滞在
登頂予備日だったが、予定通り登頂できたので、オプショナルツアーのザンスカール川のラフティングに出掛けた。 14時頃にホテルに戻った後、シャワーを浴びてから、レーの街を散策した。
インダス川(左)、ザンスカール側(上)の合流地点で、ラフティングのゴールとなる。
スタート
ゴール
11日目(19日):レー → デリー → 成田(翌朝)
デリーで市内観光の予定だったが、大渋滞に巻き込まれ、昼食とスーパーマーケットに寄っただけで空港にもどることになった。