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ルウェンゾリ2016

2016年3月 9日 (水)

ルウェンゾリ登山(2016年2月10日~23日)④エピローグ

2月21日:カセセRMSロッジ(8:00)→RMS事務所(8:46/9:30)→カンパラ・フェアウェイホテル(18:52)

 登山口近くのRMSロッジに戻った前日、8日振りのシャワーを浴びた。 洗いたかったのは頭だったが、タオルが雑巾のように汚れるほど全身が汚れていた。 風呂から出ると、預けてあった大きなダッフルバッグに荷物を纏め、翌日の帰り支度をした。 

 

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ロッジのコテージは、ツイン用を独占できた

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RMS(Rwenzori Mountaineering Services)のオフィスで登頂証明書をいただいた

 

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RMSオフィスにあったルェンゾリ・スタンレー山塊の写真 マルゲリータ峰は右端

 

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カンパラに戻る途中の露店

 

 

2月22日:カンパラ(10:00)→王の墓→博物館→エンテベ空港(18:30)→ドーハ(23:40)

 ウガンダ最終日は、夜便の飛行機に合わせて、首都カンパラの簡単な市内観光だった。

 

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焼失して再建中の「王の墓」

 

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「王の墓」の敷地にあるジャックフルーツの木

 

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博物館見学 

 

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フルーツ露店

 

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白人の多い高級レストランで昼食

 

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帰国へ

 

 

2月23日:ドーハ(01:15)→成田(16:55)

 

2016年3月 5日 (土)

ルウェンゾリ登山(2016年2月10日~23日)③登頂&下山編

2月17日:エレナ小屋4540m(4:10)→スタンレープラトー取付(6:03/6:22)→マルゲリータ氷河取付(8:05/8:20)→マルゲリータ峰5109m(11:08/11:27)→エレナ小屋4540m(16:59) 

 午前2:45起床。 前夜に身支度は済ませていたので、その上にオーバーパンツとジャケットを着て、登山靴・スパッツを着けた。 毎朝提供される紅茶を飲んだ後、3:30に軽い朝食をとって、ヘルメットにヘッドランプを付けて外に出た。 夜中に強い風が吹いていたので心配だったが、外は無風に近かった。 星は出ていなかったが、気温はマイナス4度と想定より高く、オーバーパンツとジャケットのベンチレーションファスナーを開けて4時過ぎにスタートした。

 

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まずは岩場の急登が2時間続く

 

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次に平坦なスタンレー氷河(スタンレープラトー)を通過

 

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スタンレープラトーを通過後アイゼンを外し、アレクサンドラ峰の岩場を右に巻く

 

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岩場が終わると、核心部のマルゲリータ氷河取付となる

 

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マルゲリータ氷河の上部を右にトラバースして岩場に出ると、20分程でマルゲリータ峰5109mの頂上だった

 

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マルゲリータ峰からのアレクサンドラ峰5091m

 

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マルゲリータ氷河最後のトラバース(下山時に撮影)

 

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マルゲリータ峰5109m (下山時に撮影)

 

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マルゲリータ氷河 核心部 (下山時に撮影)

 

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スタンレープラトー (下山時に撮影)

 

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スタンレープラトーからスタンレー山塊を振り返る (下山時に撮影 柴田さん提供)

 

 

2月18日:エレナ小屋4540m(9:08)→キタンダラ小屋4023m(12:36)

 スコット・エリオットパス(4.370m)を越え、キタンダラ湖の先のキタンダラ小屋(4,023m)へなだらかに下った。 早い時間に着いたので、水で洗髪してさっぱりすることができた。

 

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エレナ小屋でご来光

 

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昨日登ったマルゲリータ氷河とマルゲリータ峰5109m

 

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なだらかな下り

 

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湖畔のキタンダラ小屋4023m

 

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昼過ぎにキタンダラ小屋に到着した

 

 

2月19日:キタンダラ小屋4023m(8:33)→フレッシュフィールドパス4280m(9:53/10:00)→ガイヨーマン小屋3450m(14:40)  

 キタンダラ小屋から1時間半の急登でフレッシュフィールドパスへ。 その後ムブク川沿いに湿原帯を下り、ガイヨーマン小屋(3,261m)へ。 ゴム長靴の一日だった。

 

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フレッシュフィールドパス

 

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途中から雨

 

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美しい湿原帯

 

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ガイヨーマン小屋3450m

 

 

2月20日:ガイヨーマン小屋3450m(8:06)→ニャビタバ小屋2650m(12:37/13:36)→登山ゲート1585m(15:52)→カセセRMSロッジ(16:10)

 朝から緊張を強いられる2時間の岩場の下りがあり、その後も危険なアップダウンが続き、いい加減疲れたところで往路に宿泊したニャビタバ小屋に到着した。 ここで長靴から登山靴に履き替え、さらに2時間半かけて登山ゲートまで戻った。

 

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沼地にはまり助け出されるKさん 泥濘を膝まで踏み抜いていた

 

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岩場の急坂を下る

 

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森林帯を下る

 

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登山ゲートに到着

 

2016年3月 2日 (水)

ルウェンゾリ登山(2016年2月10日~23日)②アプローチ編

2月13日:カセセRMSロッジ(9:39)→登山ゲート1585m(10:07/10:26)→ニャビタバ小屋2650m(16:20)

 RMS(Rwenzori Mountaineering Services)ロッジでガイド、ポーターと合流。 約13Kgの荷物をポーターに預け、約7Kg程の荷物を背負い、登山を開始した。 まずは草地を抜け、樹林帯の急登の後、ブジュク川を渡り、更に尾根を登るとニャビタバ小屋に到着した。

 

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登山ゲート

 

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登山ゲートでは、キリマンジャロと同様に入山、下山の届け出をする

 

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ブジュク川を渡る

 

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ニャビタバ小屋2650m到着

 

 

2月14日:ニャビタバ小屋2650m(8:40)→ジョンマテ小屋3380m(15:37)

 まずは急坂を下り、ブジュク川に架かる吊橋を渡る。 ブジュク川沿いに竹林帯、森林帯を登り、やっとジョンマテ小屋に到着した。 

 

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森林帯

 

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ブジュク川沿いに進む

 

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ジョンマテ小屋3380m

 

 

2月15日:ジョンマテ小屋3380m(9:01)→ブジュク小屋3962m(14:42)

 この日は湿原帯を進むためゴム長靴で出発した。 

 

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ロワー・ビゴボグの湿原帯は木道が整備されている

 

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ロワー・ビゴボグの湿原帯から一旦高度を上げる。 ロワー・ビゴボグの眺めが良い。

 

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さらに、ジャイアント・セネシオ、ジャイアントロベリアの湿原帯を進む

 

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目的の山「マルゲリータ峰5109m」(右)が見えた

 

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ガイド5人と記念撮影 中央(私の隣)がメインガイドのジャスタスさん

 

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ブジュク川沿いの泥沼地を進む

 

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ブジュク小屋3962m

 

 

2月16日:ブジュク小屋3962m(9:10)→エレナ小屋4540m(13:30)

 ブジュク小屋から暫くは湿原帯の登りとなるため、ゴム長靴で出発した。 急登を登りきると岩場に変わり、登山靴に履き替えた。

 

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ブジュク小屋から段々と急登となる

 

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急登を登りきると、スタンレー山塊が眼前に迫る

 

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岩場のアップダウンに道は変わり

 

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アタック小屋となるエレナ小屋4540mが突然現れた。 明朝のアタックは4時と伝えられたので、それぞれアタックの準備をして早めの床に着いた。

 

2016年2月29日 (月)

ルウェンゾリ登山(2016年2月10日~23日)①プロローグ

 アフリカ中部、ウガンダとコンゴの国境に位置するルウェンゾリ山地は、標高5109mのスタンレー山塊マルゲリータ峰を最高峰として、多くの高峰を抱えている。 独立峰でも火山でもないために、深い谷で区切られた複雑な地形の山々で構成されており、ビクトリア湖からの水蒸気が東風に乗って流れ入るため、一年を通して雨が多く、ナイル河の源流の山と言われている。

 

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 ウガンダ共和国は、東にケニア、南にタンザニア、南西にルワンダ、西にコンゴ民主共和国、北に南スーダンと国境を接している。 ルウェンゾリ山地は西側コンゴとの国境に位置している。

 

ルウェンゾリのトレッキング地図 
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 標準行程は7泊8日で、登りが5日、下りは3日を要する。 最高峰のスタンレー山塊マルゲリータ峰5109mへは、5日目にエレナ小屋から一日で往復する。

 

 

2016年2月10日:成田(22:20)→ドーハ(翌4:30/7:25)→エンテベ空港(13:35)→カンパラ・フェアウェイホテル(16:55)

 

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ドーハの空港で朝を迎えた

 

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エンテベ空港から首都カンパラに行く途中にビクトリア湖に立ち寄った

 

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街は大統領選挙間近で大騒ぎだった

 

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首都カンパラのフェアウェイホテルのシングルルーム

 

 

2月12日:カンパラ(8:00)→カセセRMSロッジ(17:55)

 この日は小型バスで首都カンパラからルウェンゾリの麓カセセまで、約10時間のバスの旅だった。 

 

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赤道

 

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道路沿いのフルーツ露店

 

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野生動物

 

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RMSロッジ(Rwenzori Mountaineering Services Mihunga Safari Lodge)に到着

 

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宿泊は各室コテージに分かれていて、内部は蚊帳付きのツインベッドだった

 

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