黒部五郎岳(2016年8月5日~7日)
先週に続いて今週も単独山行となったので、安全を見て、昨年妻らが歩いたコースをそのまま辿ることにした。 新穂高温泉から入山し鏡平山荘で一泊、双六岳、三俣蓮華岳を越え黒部五郎小舎で一泊、稜線ルートから黒部五郎岳を登り太郎平小屋で一泊、そして翌朝折立まで下りて8:40のバスで帰るという4日間の計画だった。
妻は夜行バスで新穂高温泉に入ったが、私は学生時代のスキーバス以来夜行バスには乗ったことがなく、眠れるか不安だったので、松本のビジネスホテルに前泊することにした。
松本から7:50発の高山行き高速バスに乗り、平湯温泉でバスを乗り換えて新穂高ロープウェイ駅に着いたのは10:20になっていた。 予報から雷雨が心配でハイペースで林道を進んだが、ホテルで食べた握り飯からろくに食事もしていなかったため、最後の急登でエネルギー切れとなってしまった。
1日目:新穂高ロープウェイ(10:28)→わさび平小屋(11:23)→秩父沢出合(12:26)→シシウドヶ原(13:57/14:03)→鏡平山荘(14:51)
2日目:鏡平山荘(5:27)→弓折岳分岐(6:08)→双六小屋(7:13/7:29)→双六岳(8:26/8:42)→三俣蓮華岳(9:51/10:08)→黒部五郎小舎(11:27)
鏡平山荘から20分程登ると、弓折岳のトラバースとなる
3日目:黒部五郎小舎(5:00)→稜線ルート→黒部五郎岳(7:05/7:38)→赤木岳(9:08)→北ノ俣岳(9:44)→太郎平小屋(10:44/10:53)→三角点ベンチ(12:07/12:14)→折立バス停(13:09)
稜線からは奥(中央)に立山連峰、その奥(右側)に後立山連峰が見えた
計画では太郎平小屋で宿泊予定だったが、この3日間気温が高く大汗をかいたので、この日はどうしても下山して風呂に入りたかった。 この日は体調が良くペースも早かったので、折立の最終バスに乗れる時間には太郎平小屋に着いた。 ラーメンを食べてゆっくりしたかったが、缶コーラに行動食のアンパンを頬張って、折立に向かって出発した。
この日は日曜日で多くの登山者が下山してきたが、大半はマイカーで、14時発の最終バスに乗ったのは僅か15人程だった。 2時間掛って16時に富山駅に着き、日帰り温泉に寄ってから、新幹線で東京に帰った。
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