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2016年3月25日 (金)

岩櫃山(2016年3月20日)

 お彼岸の三連休は土日で丹沢主稜を縦走する予定だったが、生憎土曜日が雨の予報だったので、日曜日の日帰りで岩櫃山に行くことになった。 岩櫃山は大河ドラマ「真田丸」で話題になっている岩櫃城があった山である。 近いうちに行きたいと思っていたのが、悪天予報のお陰で急遽行くことになった。 

 この山は周りに高い山がないせいか、昭文社の山地図には載っていない。 そのため登山ルートや歩行時間がネット頼みになってしまい、計画が不十分となり、二つの登山口から登ることになってしまった。  

 

平沢登山口(11:20)→沢通り→前衛峰(12:13/12:50)→岩櫃山頂上(13:00)→密岩登山口(14:11)→赤岩登山口(14:32)→稜線(15:20)→尾根通り→本丸址(15:41)→平沢登山口(16:04)

 

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平沢登山口から縦走し密岩登山口に下山し、赤岩登山口から再入山して平沢登山口に戻る計画になってしまった

 

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鎖場

 

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前衛峰から岩櫃山本峰を望む

 

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岩櫃山 802m

 

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頂上を越えてから、緊張を強いられる岩場の連続となる

 

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一旦密岩登山口に下山し、舗装路から岩櫃山を仰ぎ見る

 

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再び赤岩登山口から入山、尾根通りを通って岩櫃城址へ向かう

 

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本丸址

 

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下山後、観音山不動滝に立ち寄る

 

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観音山には多くの石窟があるらしい

 

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胎内窟と北向観音窟を見学した

 

2016年3月22日 (火)

赤岳主稜(2016年3月16日~17日)

 昨年の冬以来二度目の挑戦となった赤岳西壁主稜の登攀。 昨年は降雪と強風のため赤岳鉱泉から一歩も進めずに下山するという最悪の結果となってしまったが、今回は白馬の師匠にガイドを頼み、背水の陣で臨んだ。 当初の計画では3月9日の登攀予定だったが、天気が下り坂に向かっていたので、約一週間延期することになった。

 3月16日、昼前に美濃戸口で師匠と合流し、11月にオープンしたばかりの「八ヶ岳 J&N」で昼食後、車で美濃戸に向かった。 前々日に降った雪で既に美濃戸口から真っ白になっていたが、快晴無風の好天で、むしろ翌日(登攀当日)の天気が心配になった。

 

1日目:美濃戸(12:43)→堰堤広場(13:29)→赤岳鉱泉(14:26)

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赤岳鉱泉

 

 

2日目:赤岳鉱泉(6:22)→行者小屋(6:59/7:06)→主稜取付き(8:25)→主稜終了点(10:55)→赤岳(11:06/11:26)→行者小屋(12:41/13:03)→美濃戸(14:20)

 

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 行者小屋から文三郎尾根を進み、森林限界を抜けてもなお暫く登る。 風はなく、急登に大汗をかいた。

 

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 文三郎道から主稜取り付きまでのトラバースにはトレースがなかったが、師匠によれば雪は安定しているので問題ないとのことだった。 10分程のトラバースだったが、師匠の踏み跡を辿って、滑落しないように慎重に取り付きまで進んだ。 取り付きのチョックストーンの通過に多少難儀したが、以降は比較的順調に登ることができ、想定時間より早く登頂することができた。

 

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終了点で撮影(登攀中は写真を撮れず) 念願の赤岳主稜に登ることができた。

 

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赤岳山頂

 

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師匠

 

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文三郎道で中岳分岐まで下りて横岳方面を望む

 

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下山時に主稜取り付きを確認

 

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行者小屋

 

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南沢で下山

 

2016年3月 9日 (水)

ルウェンゾリ登山(2016年2月10日~23日)④エピローグ

2月21日:カセセRMSロッジ(8:00)→RMS事務所(8:46/9:30)→カンパラ・フェアウェイホテル(18:52)

 登山口近くのRMSロッジに戻った前日、8日振りのシャワーを浴びた。 洗いたかったのは頭だったが、タオルが雑巾のように汚れるほど全身が汚れていた。 風呂から出ると、預けてあった大きなダッフルバッグに荷物を纏め、翌日の帰り支度をした。 

 

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ロッジのコテージは、ツイン用を独占できた

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RMS(Rwenzori Mountaineering Services)のオフィスで登頂証明書をいただいた

 

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RMSオフィスにあったルェンゾリ・スタンレー山塊の写真 マルゲリータ峰は右端

 

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カンパラに戻る途中の露店

 

 

2月22日:カンパラ(10:00)→王の墓→博物館→エンテベ空港(18:30)→ドーハ(23:40)

 ウガンダ最終日は、夜便の飛行機に合わせて、首都カンパラの簡単な市内観光だった。

 

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焼失して再建中の「王の墓」

 

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「王の墓」の敷地にあるジャックフルーツの木

 

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博物館見学 

 

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フルーツ露店

 

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白人の多い高級レストランで昼食

 

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帰国へ

 

 

2月23日:ドーハ(01:15)→成田(16:55)

 

2016年3月 5日 (土)

ルウェンゾリ登山(2016年2月10日~23日)③登頂&下山編

2月17日:エレナ小屋4540m(4:10)→スタンレープラトー取付(6:03/6:22)→マルゲリータ氷河取付(8:05/8:20)→マルゲリータ峰5109m(11:08/11:27)→エレナ小屋4540m(16:59) 

 午前2:45起床。 前夜に身支度は済ませていたので、その上にオーバーパンツとジャケットを着て、登山靴・スパッツを着けた。 毎朝提供される紅茶を飲んだ後、3:30に軽い朝食をとって、ヘルメットにヘッドランプを付けて外に出た。 夜中に強い風が吹いていたので心配だったが、外は無風に近かった。 星は出ていなかったが、気温はマイナス4度と想定より高く、オーバーパンツとジャケットのベンチレーションファスナーを開けて4時過ぎにスタートした。

 

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まずは岩場の急登が2時間続く

 

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次に平坦なスタンレー氷河(スタンレープラトー)を通過

 

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スタンレープラトーを通過後アイゼンを外し、アレクサンドラ峰の岩場を右に巻く

 

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岩場が終わると、核心部のマルゲリータ氷河取付となる

 

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マルゲリータ氷河の上部を右にトラバースして岩場に出ると、20分程でマルゲリータ峰5109mの頂上だった

 

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マルゲリータ峰からのアレクサンドラ峰5091m

 

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マルゲリータ氷河最後のトラバース(下山時に撮影)

 

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マルゲリータ峰5109m (下山時に撮影)

 

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マルゲリータ氷河 核心部 (下山時に撮影)

 

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スタンレープラトー (下山時に撮影)

 

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スタンレープラトーからスタンレー山塊を振り返る (下山時に撮影 柴田さん提供)

 

 

2月18日:エレナ小屋4540m(9:08)→キタンダラ小屋4023m(12:36)

 スコット・エリオットパス(4.370m)を越え、キタンダラ湖の先のキタンダラ小屋(4,023m)へなだらかに下った。 早い時間に着いたので、水で洗髪してさっぱりすることができた。

 

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エレナ小屋でご来光

 

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昨日登ったマルゲリータ氷河とマルゲリータ峰5109m

 

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なだらかな下り

 

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湖畔のキタンダラ小屋4023m

 

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昼過ぎにキタンダラ小屋に到着した

 

 

2月19日:キタンダラ小屋4023m(8:33)→フレッシュフィールドパス4280m(9:53/10:00)→ガイヨーマン小屋3450m(14:40)  

 キタンダラ小屋から1時間半の急登でフレッシュフィールドパスへ。 その後ムブク川沿いに湿原帯を下り、ガイヨーマン小屋(3,261m)へ。 ゴム長靴の一日だった。

 

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フレッシュフィールドパス

 

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途中から雨

 

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美しい湿原帯

 

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ガイヨーマン小屋3450m

 

 

2月20日:ガイヨーマン小屋3450m(8:06)→ニャビタバ小屋2650m(12:37/13:36)→登山ゲート1585m(15:52)→カセセRMSロッジ(16:10)

 朝から緊張を強いられる2時間の岩場の下りがあり、その後も危険なアップダウンが続き、いい加減疲れたところで往路に宿泊したニャビタバ小屋に到着した。 ここで長靴から登山靴に履き替え、さらに2時間半かけて登山ゲートまで戻った。

 

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沼地にはまり助け出されるKさん 泥濘を膝まで踏み抜いていた

 

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岩場の急坂を下る

 

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森林帯を下る

 

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登山ゲートに到着

 

2016年3月 2日 (水)

ルウェンゾリ登山(2016年2月10日~23日)②アプローチ編

2月13日:カセセRMSロッジ(9:39)→登山ゲート1585m(10:07/10:26)→ニャビタバ小屋2650m(16:20)

 RMS(Rwenzori Mountaineering Services)ロッジでガイド、ポーターと合流。 約13Kgの荷物をポーターに預け、約7Kg程の荷物を背負い、登山を開始した。 まずは草地を抜け、樹林帯の急登の後、ブジュク川を渡り、更に尾根を登るとニャビタバ小屋に到着した。

 

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登山ゲート

 

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登山ゲートでは、キリマンジャロと同様に入山、下山の届け出をする

 

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ブジュク川を渡る

 

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ニャビタバ小屋2650m到着

 

 

2月14日:ニャビタバ小屋2650m(8:40)→ジョンマテ小屋3380m(15:37)

 まずは急坂を下り、ブジュク川に架かる吊橋を渡る。 ブジュク川沿いに竹林帯、森林帯を登り、やっとジョンマテ小屋に到着した。 

 

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森林帯

 

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ブジュク川沿いに進む

 

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ジョンマテ小屋3380m

 

 

2月15日:ジョンマテ小屋3380m(9:01)→ブジュク小屋3962m(14:42)

 この日は湿原帯を進むためゴム長靴で出発した。 

 

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ロワー・ビゴボグの湿原帯は木道が整備されている

 

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ロワー・ビゴボグの湿原帯から一旦高度を上げる。 ロワー・ビゴボグの眺めが良い。

 

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さらに、ジャイアント・セネシオ、ジャイアントロベリアの湿原帯を進む

 

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目的の山「マルゲリータ峰5109m」(右)が見えた

 

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ガイド5人と記念撮影 中央(私の隣)がメインガイドのジャスタスさん

 

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ブジュク川沿いの泥沼地を進む

 

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ブジュク小屋3962m

 

 

2月16日:ブジュク小屋3962m(9:10)→エレナ小屋4540m(13:30)

 ブジュク小屋から暫くは湿原帯の登りとなるため、ゴム長靴で出発した。 急登を登りきると岩場に変わり、登山靴に履き替えた。

 

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ブジュク小屋から段々と急登となる

 

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急登を登りきると、スタンレー山塊が眼前に迫る

 

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岩場のアップダウンに道は変わり

 

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アタック小屋となるエレナ小屋4540mが突然現れた。 明朝のアタックは4時と伝えられたので、それぞれアタックの準備をして早めの床に着いた。

 

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