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今年は記録的な暖冬が続いていたが、17日の夜から関東甲信の広い範囲で大雪となった。 ひと月以上前から予定していたこの日(20日)の登山は北八ヶ岳と決めていたのだが、深い雪が予想された上に、強い冬型になると予報が出たので、晴天が期待できる金時山に急遽変更した。
金時神社の駐車場には、既に3台の車が停まっていたが、山頂まではしっかりとしたトレースが付いていた。 金時娘の小宮山さんの話では、18日に山頂で40センチの積雪があったそうだ。 山頂から乙女峠までは数人の先行者がいた程度の薄いトレースだったが、凍っている箇所もなく持って行った軽アイゼンは使わないで済んだ。
金時神社駐車場(8:52)→金時山(10:30/11:15)→長尾山(12:02/12:16)→乙女峠(12:28)→乙女口(13:05)→金時神社駐車場(13:18)
左から箱根山、愛鷹連峰(奥)、富士山 (山頂からの展望180度)
厳冬期の無雪ハイキングということで、静岡県の沼津アルプスに行くことになった。 沼津市のホームページによれば、全山縦走に6時間半も掛るという。 時間的余裕がないので車で行けるところまで行こうということになり、香貫山の手前の香陵台の駐車場まで車で登り、下山後タクシーで車を回収に来ようという計画になった。
香陵台駐車場(9:22)→香貫山(9:46)→横山(10:45)→徳倉山(11:31/12:00)→志下山(12:53)→小鷲頭山(13:31)→鷲頭山(13:46/14:02)→大平山(14:55/15:10)→多比バス停(15:53)
大平山から縦走路を10分ほど戻り、多比口峠から多比の集落に下山した。 すぐに沼津駅行きのバスに乗れ、市役所で降車し、タクシーを呼んで香陵台の駐車場に戻った。 既に16時45分になっていた。
正月三が日は春の陽気で、どこの雪山にも大勢の登山者が入っているようだった。 谷川岳にも大勢入っていて、ネットの山行記録ではワカンやスノシューを履かずに、皆アイゼンでトレースを辿っているようにみえた。 豪雪地帯ゆえにひと雪降ればノートレースのラッセル地獄となるはずだが、1月4日の午後までは晴れが続く予報だったので、アイゼンのみ持って谷川岳に向かった。
天神尾根はしっかりとしたトレースが山頂まで続いており、トレースを外れない限り踏み抜くことはなかった。 風も弱く、気温も高かったので、肩の小屋の乾いた外ベンチでゆっくりとコーヒーを飲むという贅沢な時間もとれた。
ロープウェイ天神平駅(9:16)→避難小屋(10:05/10:15)→肩の小屋(11:35)→トマの耳(11:43)→オキの耳(12:01)→肩の小屋(12:20/12:42)→避難小屋(13:18/13:26)→ロープウェイ天神平駅(14:02)