ダマバンド登山（2013年6月26日～29日）
中東の名峰、イラン最高峰のダマバンド山に行ってきました。山頂アタック前日までは好天に恵まれていたので、体調管理のみに専念していましたが、夜間からの降雪と強風により約4800m地点で無念の敗退となりました。キャンプに戻ってからも断続的に降雪と強風が続き、さらには雷も鳴る始末。テントが飛ばされるかもしれないから危険だと言われ、空きの出た山小屋に１０米ドルを払って移った時点で、予備日の翌日の再アタックも諦めました。
１日目（6/26）：レイネ（8:09）→四駆→登山口（ゴスファンド・サーラ）（9:33）→アタックキャンプ（15：30）
レイネの町から四駆に乗って登山口のゴスファンド・サーラ（2910m）に向う途中、ダマバンド名物の赤いケシの花が咲き乱れていました。
アッタクキャンプまで標高差約1100mをゆっくり登ります。
アタックキャンプ地の山小屋（4020m）に到着
２日目（6/27）：アタックキャンプ（9：30）→4300地点（10:53/11:09）→アタックキャンプ（11:48）
２日目は高度順応。午前中は4300mまで往復し、午後は完全休養。
午後、キャンプの周辺を散策する。
３日目（6/28）：アタックキャンプ（5:15）→約4800m地点（9:22）→アタックキャンプ（12:07）
夜間テントを鳴らすポツポツという音は、実はあられだったらしい。４時に起きるとテントの周りは真っ白だった。
登るにつれて風が強くなり、寒さも厳しくなる。
雪渓をトラバースしたところでガイドが撤退を決めた。風が強く寒さはピークになっていた。写真は引き返すところ。
安全な場所で記念写真
４日目（6/29）：アタックキャンプ（9:30）→登山口（ゴスファンド・サーラ）（12:26/13:23）→四駆→レイネ（14:28）
下山途中、我々の荷物を運ぶロバが登ってきた。
放牧の羊
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おはようございます。
高所訓練に富士山に行って以来、更新がなかったので海外遠征かなぁ？と思っていましたが、イランとは意外でした。わたしの知識不足でしょうが、イランからは砂漠と油田しかイメージがわかず、五千メートル近い山があるとは知りませんでした。
吹雪のため登頂アタックできなかったのは残念でしたが、その後の観光も楽しかったようで、うらやましい限りです。
こんな長期間の旅行、わたしはいつ行けるかなぁ…。
投稿: youic@ｹｰﾀｲ | 2013年7月12日 (金) 07時41分
>> youicさん
私も行くまで知りませんでしたが、イランは国土の６割が山岳地帯だそうです。
緑は少ないですが、水は結構あるような印象でした。
ダマバンドは標高5671m。まだ800m以上残しての敗退でした。
投稿: ヒロヒサ | 2013年7月17日 (水) 13時29分
コメント遅くなったけれど無事のご帰還祝着至極。
悪天候で登頂できなくて残念だけれどあと800m上の環境を想像すると
やむを得ない判断でしたね。「敗退」じゃなくて「断念」ってことだよね。
遠征登山の四方山話、楽しみにしています。
投稿: みっちー | 2013年7月20日 (土) 11時58分
>> みっちー
ありがとう。
今回はツアー登山の難しさを知りました。
投稿: ヒロヒサ | 2013年7月21日 (日) 16時16分