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常念岳登山のため、Becker氏と自宅を朝5時前に出発、8時半に梓川SAでみっちー、タケちゃんと合流しました。中央高速の諏訪あたりからずっと雨が続いており、梓川SAでこの日の登山計画についての再検討会議が行われました。スマートフォンの天気予報では回復の見込みは薄く、全員の合意で常念岳登山は中止が決定されました。
それでも、長野市以北の天気予報は曇りか弱い雨だったので、Becker氏から代替案として斑尾山日帰り登山が提案され、決行することになりました。
タングラム斑尾夏山リフト終点(11:40)→展望台(12:10/12:25)→斑尾山(13:10)→大明神岳(13:22/13:39)→斑尾山(13:46)→万坂峠方面へ→登山口(14:53)
この日は燕温泉まで移動して宿泊。翌日天気が持ち直せば妙高山の日帰り登山を狙っていたのです。
しかしながら翌朝5時に起きると外は雨、登る前に撤退を決め、河原の湯にてひと風呂浴びてから白馬へと向かいました。
エルブルース登頂の翌日(8/13)、約3時間車に揺られピャチゴルスクのホテルに到着しました。14時に遅い昼食をとってから、山岳ガイドのVOVAの案内で市内散策を楽しみました。
翌8月14日はモスクワに飛び、夜ロシアの踊りを堪能しました。ポリネシアンショーのロシア版を想像していたのですが、踊りの質はトップクラスでした。踊りを知らない我々5人全員が絶賛でした。
ホテルからの往復は地下鉄を利用しましたが、噂に違わず宮殿のような素晴らしい駅でした。
明けて15日は出発までモスクワ市内観光。短い時間でしたが、クレムリンの見学がたっぷりできました。
この日20時発のアエロフロートで、成田に翌日10:20到着しました。
いよいよユーロッパ大陸最高峰エルブルース山(5642m)登頂の日を迎えました。予備日の翌日と天候を比べ、下り坂なら未だ荒れていない本日決行となった経緯もあり、皆覚悟して山に向き合いました。午前2時起床、3時朝食、そして4時に雪上車で前日高度順化したパストゥーホフ岩の直下4600mまで一気に上がります。エルブルースのアタック当日の行動は、このパストゥーホフ岩直下からの山頂往復、標高差は約1000mです。空気が薄いのを除けは大したことありません。空気を一杯吸いながら歩きました。
パストゥーホフ岩(4:40)→サドル(9:04)→エルブルース西峰(11:03)→サドル(12:28)→パストゥーホフ岩(15:27)
山頂は小粒ながらも吹雪。滞在5分で、山岳ガイドから下山を命じられました。
ボチキに戻りバンザイ(右からケンジさん、けいこさん、ゆうこさん、あゆみちゃん、私)
この後、ボーチキを後にしてテレキャビン下のロッジまで下山しました。
8月7日12時に成田を出発して、モスクワ、ピャチゴルスクと宿泊して、いよいよエルブルースの懐に入る8月9日、ロシア政府の交通封鎖など諸問題のため、ヘリでエルブルース山の山腹4200mに直接下り立つことになりました。(これは、日本出発直前に情報が入り、追加料金を支払ってヘリに変更したものです。)
ピャチゴルスクのホテルから四輪駆動車で約3時間、エルブルースかみえる草原でヘリを待ちました。
10:17ヘリに乗ると、ものの10分でエルブルースの標高4200m地点に到着しました。
そこから歩いて約1時間下山し、標高3800mの山小屋ボーチキに到着しました。
高度順化のため16時までボチキで滞在し、この日の宿泊所であるテレキャビン下のロッジ(標高2600m)まで下山しました。
エルブルース登山を一週間後に控え、メンバー5人の内4人で富士山トレーニングに行ってきました。初めての須走ルートで楽しみにしていたのですが、生憎の雨でずぶ濡れの1日目でした。山頂で一泊して翌日は快晴(下界は曇り)、素晴らしいご来光を拝みました。
1日目:須走五合目(7:22)→新六合(8:43/8:57)→本六合(9:37/9:47)→七合(11:02)→本七合(12:07)→八合(12:36)→本八合(12:59/13:26)→九合(14:09)→頂上山口屋(14:43)泊
この日の頂上山口屋本店の宿泊客は20人程。雨でさすがに少ない。
2日目:山口屋(5:45)→お鉢巡り(左回り)→剣ヶ峰(6:29)→須走下山口(7:45)→本八合(8:29)→八合(8:45)→本七合(8:57)→七合(9:18)→砂払五合(10:38)→登山道合流(11:04)→須走五合目(11:30)
朝4時過ぎに起き、小屋を出てみると大勢の人がご来光を待っていました。