ピスコ峰登頂(高度順応編)
2010年7月4日(日) リマ→コノコーチャ峠→カルアス
リマの空港近くにあるホテルを午前8時過ぎに出発して、海岸沿いにパンアメリカン・ハイウェイをただひたすら北上します。約3時間後にバランカという海辺の街でシーフードの昼食を取った後、まもなく車はパンアメリカン・ハイウェイから離れ、山に向かって標高を上げて行きます。
16時ごろ車はコノコーチャ峠(4050m)を越え、ここではじめての高度順応のためのハイキングです。
ゆっくりとしたペースで、ゆるやかな丘を登ります。ガイドの平岡さんから、「高度を感じて下さい。高度を感じることが大切です。」と声が掛かります。気分はどうか、息苦しくないか、体は動くか、自分の体に変化はないかチェックしてみます。なんとなく重たい感じがしましたが、富士山頂よりも標高が高い実感はありませんでした。
40分程のハイキングを終え、再び車に乗り込み、今度は標高をぐんぐん下げてカルアスという街に到着しました。標高2650m、この街のホテルに2連泊します。
7月5日(月) カルアス→プンタ・オリンピカ峠→カルアス
8時過ぎホテルを出発した車は、5分も経たぬうちに山道に入って行きます。八ヶ岳の美濃戸口→美濃戸のような悪路で、体が上下左右に大きく振られます。八ヶ岳ならものの15分、標高差で200m程度ですが、ここプンタ・オリンピカ峠は3時間も揺られて標高4890mの最高地点に到達します。
最高地点でバスを降り、車道を引き返しながら下山し、高度順化を図ります。
昼食を挟んで、約3時間歩きました。
7月6日(火) カルアス→ヤンガヌコ峠→ピスコ登山口キャンプサイト
この日の高度順化はピスコの登山口近くです。途中美しい氷河湖がありました。
ヤンガヌコ峠は標高4767m、この日は車道ではなく登山道(インカ道らしい)をハイキングです。横には、車で登って来たいろは坂のような車道が見えました。
やっと登山らしくなりました。
この日は、車道と合流するまでの1時間半程でハイキングは終了。再び車に乗って、やっとピスコ登山口のキャンプサイトに到着です。
早速立派な食堂テントでランチでした。
« ピスコ峰登山の経過 | トップページ | ピスコ峰登頂(登頂編) »
へーっ、ペルーって世界遺産の写真くらいしか見たことないけど、こんなんだ!!まるでチベットだね。
えらいとこ行って来たんだネ。
ところで、どうしてここにいったんだっけ?たぶん聞いたけど忘れちゃったです。師匠の誘いとは思うけど。
投稿: Becker | 2010年7月15日 (木) 20時38分
師匠の誘いです。
ヨーロッパアルプスに行こうとしたら、その前にピスコに行って経験を積んだ方が良いと言われました。
投稿: Hirohiro | 2010年7月15日 (木) 23時12分